「68万平方メートルもの面積があり、そのうち9割が森林です」とは名古屋市民おんたけ休暇村の楯由巳さんの解説。
セントラルロッジの他、天文館、食の体験館、木工体験館、鳥獣展示館、キャンプ場、温泉施設「こもれびの湯」などを備えています。
「名古屋市民と付くので、名古屋市の人しか使えないと思われがちですが、実はまったくそんなことはありません。どなたでも利用できる公共の宿です。名古屋市国民健康保険加入者(小学生以上)の方で、保険証をご持参された方には1000円の割引(名古屋市の助成で年度内1世帯4泊まで)があるだけです」と楯さんは苦笑いする。
実は、全国に「●○市保養所」はたくさんありますが、市民以外の利用が可能もあるので要チェックです。さいたま市の保養所=さいたま市しらさぎ荘(千葉県鴨川市天津)、東京都江戸川区の保養所=塩沢江戸川荘(新潟県南魚沼市)、東京都江戸川区の保養所=穂高荘(長野県安曇野市)といった感じで、東京都では区単位で保養所を有しています。
「名古屋市民おんたけ休暇村」は創業から30年以上たつため、老朽化が気になるところですが、内部は手を入れられ、古さはさほど感じません。ただし、客室の大部分を占める和室はバス・トイレなし。廊下にあるトイレを使うことになります。
注目は、8室ある和洋室(トイレ・洗面付き)。8月下旬〜10月の宿泊ならエコノミーな料理プラン「しらかばコース」を利用すれば1泊2食7500円(和室2名利用)。これにプラス1500円で和洋室の利用が可能です。
セントラルロッジの大浴場は温泉ではありませんが、少し離れた場所に温泉施設「こもれびの湯」を有しています。通常500円の外来利用が宿泊者は400円でOK。鉄分の入った炭酸泉で、美容効果も抜群だとか。
おんたけ休暇村の和洋室
温泉施設「こもれびの湯」
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タグ:公共の宿