2012年09月21日

静岡県にもあった「塩の道」(2)園坂を登り牧之原台地へ

太平洋で産する相良の塩を、信州へと運んだ塩の道(秋葉街道)。
相良〜菊川〜掛川〜森〜春野〜龍山〜佐久間〜水窪〜兵越峠〜青崩峠〜和田〜木沢〜上村〜小川路峠〜越久保〜飯田八幡というルートです。
相良の町並みを抜け、案内板を探しながら最初の難関である園坂へ。道がわかりにくいので農業用のため池を最初の目的地にします。

04案内板.jpg

05農業用溜め池.jpg


ため池を過ぎるといよいよ牧之原台地への登り、園坂です。
周囲に茶畑が広がり、振り返れば茶畑越しに相良の市街と太平洋も望めます。
牧之原台地が茶畑となったのは、明治維新で職を失った士族の失業対策で、茶畑を造成したことに始まります。
ですから明治以前は、この光景ではなかったはず。時代劇で茶畑越しの富士山なんてシーンを目にしますが、あれは実は現代的な光景だったのです。

06園坂.jpg

07園坂.jpg


茶畑や林間の道をを登りきって、さらに200mほど歩くと県道69号相良大須賀線と合流します。そこに観音堂と、塩の道モニュメントと、さらには古き標べ石があります。観音堂にはゴミ集積所が付いているので興ざめです。

08観音堂.jpg

09モニュメント.jpg


古き標べ石には、
正面、●●(この部分判読不可)_平川ニ至ル。
左側、相良ヲ経テ川崎ニ至ル。
右側、相良ヲ経テ地頭方ニ至ル。
と記されています。
この先、約1km茶畑の中の道を歩けば、京松原の交差点のところに秋葉堂が建っています。

10茶畑.jpg

11秋葉堂.jpg


街道時代にはここが荷継場になっていて、伴次郎店(ばんじだな)という茶店がありました。
この先、塩の道は、菊川へと茶畑のなかを続きます。

今回は、ここでUターンし、県道69号相良大須賀線を戻ります。
『水曜どうでしょう』(北海道テレビ放送)の「東海道中膝栗毛」で大泉洋さんが「キレイだ!」と叫んだ絶景ポイントを歩いて帰りましょう。
12県道69号横の茶畑.jpg

13県道69号からの風景.jpg




posted by シマウマ-クラブ at 19:18| 静岡のおすすめ