2012年は9月30日が仲秋の名月(十五夜)。
月の満ち欠けはおよそ29.5日毎に一巡するので、満月(十五夜)となる日は毎年毎月変わります。
お月見を楽しむ「仲秋の名月」は、旧暦8月15日のこと。明治の初めまで使われていた旧暦では、月齢0になる瞬間を含む日を毎月の1日と定めたため、日付と月齢(月の満ち欠け)が連動していたのです。
では、なぜ旧暦8月15日の満月が重要視されたのでしょうか?
答えは簡単。秋分前後は、北半球では、眺めた月が観月に最も適している位置にあるから。
イベント情報からおもなお月見をピックアップすると、
水戸市の偕楽園で『中秋の名月』
浜離宮恩賜庭園で『将軍の御庭で中秋の名月を愛でる』
向島百花園で『月見の会』
千曲市で『第29回信州さらしな・おばすて観月祭』
名古屋市の徳川園で『月を掬う徳川園観月会』
小牧市で『小牧山お月見まつり』
多賀町の多賀大社で『観月祭』
大阪市の住吉大社で『観月祭』
高知市の桂浜公園で『桂浜観月会』
岡山市の後楽園で『名月観賞会』
広島市の縮景園で『第46回観月茶会』(夜間開園)
防府市で『大平山ロープウェイ観月会』
岩国市で『岩国城ロープウェー観月運転』
那覇市で『第19回首里城公園・中秋の宴』
このほか全国の寺社で観月会が催される予定ですから、お近くの寺社で月を眺めてみるのもいいでしょう。心配なのは台風の進路ですね。
おばすて観月祭/写真協力:(社)信州・長野県観光協会
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