2012年11月24日

陣馬山の紅葉 その2 東尾垂の湯と藤野の里山みやげ

陣馬山の紅葉登山を楽しんだ後は、温泉で疲れを取らねばということで、今回選んだのは「ふじの温泉 東尾垂の湯」。定番は栃谷尾根ルートの「陣馬の湯」(鉱泉)ですが、「源泉かけ流しの温泉がいい! 」という、相棒のリクエストに応えて、東尾垂の湯に決定! 電車利用の場合でも、ほぼ1時間に1本、JR中央本線藤野駅前から無料送迎バスが出ているので便利です。

この東尾垂の湯、もともとは隣接する病院が療養用に掘削したという温泉で、pH9.7というアルカリ性単純温泉。都心周辺では貴重な源泉かけ流し(露天風呂は循環併用)なので、休日ともなるとリピーターで大にぎわい。我々の到着は午後2時すぎでしたが、やはり登山客が大半という感じでなかなかの混雑ぶり。消毒のため塩素臭がかすかにするものの、内湯や小さな樽風呂が並ぶミストサウナには、硫黄の匂いも充満。わずかながら疲れがとれたような気分になります(^_^;

ふじの温泉東尾垂の湯.jpg

ところで藤野南部には、この東尾垂の湯以外にも「藤野やまなみ温泉」という日帰り入浴施設があり、こちらも源泉かけ流し(一部循環併用)。温泉スタンド(100リットル100円)があり、泉質もナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉と、東尾垂の湯とはやや異なるので、こちらも次回チャレンジしてみたいところ。

それにしても、この藤野、なかなか奥が深いエリアです。南部の名倉地区には「森林浴の森 日本100選」にも選ばれた広葉樹の森を散策する「藤野園芸ランド遊歩道」がありますが、この森のなかに野外環境アート(野外彫刻)なるものが点在。その間を縫うように「藤野芸術の道」も整備されており(藤野には「芸術村構想」があり、「ふじのアート・ヴィレッジ」などを拠点に活動するアーチストも数多い)、まさに自然とアートが一体となった景色を楽しめるという、なかなか意欲的な趣向です。




一方の北部には、前記事で紹介の陣馬山や高尾山縦走ルートの景信山のほか、甲斐・武蔵・相模の国境となった三国峠(三国山)、生藤山、鷹取山などがありますが、古くはヤマトタケルの東征伝説、また戦国時代には、甲斐・武田氏と相模・後北条氏(小田原北条氏)の攻防地ともなった、歴史ある場所。さらに麓の佐野川地区には「にほんの里100選」にも選ばれた美しい茶畑の里山が広がり、周辺には石垣や土蔵が残る、里山歩きには最適なエリア。

陣馬山栃谷尾根茶畑.jpg

藤野みやげ.jpg

上の写真は栃谷集落の茶畑ですが、傾斜地にはゆずや梅の木がそこここで見られ、また山間には富士山も顔をのぞかせるなど、なごみの風景が展開。梅干しやゆずは、陣馬山・栃谷尾根ルート途中にあった無人販売所で手に入れたもの(各100円)で、陣馬山登山口バス停から徒歩10分ほどにある栃谷柚子組合特産物販売所では、栃谷集落でとれたゆずのほか、ゆずシャーベット、季節によっては原木ナメコやタケノコなども店頭に並ぶとか。

それにしてもこの藤野、低山登りだけでなく、ゆず、里山、アート、温泉と、キーワード満載の地だったのですね。

またJR藤野駅に隣接の観光案内所「ふじのね」では、藤野の特産品も販売。藤野在住の作家作品を含め、どれも魅力的な商品ばかりで迷いますが、時間がないので今回は、「漬物工房 佐々木長一さんの醤油麹」と「藤野ゆずこしょう」を購入。

帰宅後、これらを使って、早速なんちゃって柚子味噌を作成。醤油麹はご飯のお供にも最適です。藤野産のゆずを使った無添加のゆずこしょうは、日頃愛用の大分産に比べ塩分が控えめ。その分、ゆず風味炸裂! といった感じで、まるで青ゆずの皮をそのまましぼっちゃいました! という味わい。鍋ものなどに沢山入れても塩分は気になりません。ただし、青唐辛子はきっちり効いていますが。

なんちゃってゆずみそ.jpg



【ひとくちMEMO】
ふじの温泉東尾垂の湯は、中央自動車道相模湖ICから国道20号、県道76号、県道517号経由で約20分。JR藤野駅前からは無料送迎バスあり。平日は通常850円(タオルセット付)のところ、550円(タオルセットなし)に割引。

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posted by シマウマ-クラブ at 16:20| 東京のおすすめ