食事処や地元の特産品を販売する売店、観光案内所も兼ねており、山と積まれた観光パンフレットのなかから、棚田マップをゲット。最初からこれを入手していれば、もっと楽に行けたんだよなぁ(^_^;
ところで、ここに併設の特産品販売所では、4月から11月の毎週日曜、フリーマーケットも開催。地場の野菜をはじめ、春には山菜、秋にはきのこなども販売されるとか。帰り際にみやげを物色し、山里らしい栃の実大福と雪の下で越冬させた「雪見かぶ」なるものを購入。
雪見かぶは、長野県栄村との県境にまたがる秘境・秋山郷でも名高い、お隣の津南産ですが、十日町とともに日本有数の豪雪地帯・妻有郷(つまりごう)に含まれ、このあたりとは古くから地域的に結びつきが強いエリア。
以前、山形県の温海地方で作られる赤かぶも焼畑農法だと聞いたことがあるけれど、秋山郷も焼畑が盛んな地域だから、この雪見かぶもひょっとしてそうなのだろうか?
それにしてもこの赤かぶ、1個でも大人の握りこぶし2つ分はあろうかという大きさなのですが、熱狂的なファンがいるようで、両手に抱えきれないほど買っていた人も。当方は2個ほど購入、自宅でさっそく身欠きニシンの麹漬けとみそ漬けにしたのですが、まるでサラダ感覚であっという間に消費。もっと購入しておけばよかったぁ。
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