とくに山頂の火口跡である米窪と段原、山頂から少し下った御池あたりは、ドウダン、コミネカエデ、ナナカマドの群落も見られ、美しく色づく紅葉の絨毯が登山愛好家に人気のスポット。例年10月中下旬の紅葉シーズンには多くの人が詰めかけ、山頂に人だかりができるほど。※登山記はこちら(ただし主に登山初心者のグチ)。
段原から見た大船山山頂
ところが今年は紅葉の見頃が訪れたタイミングで台風が直撃するといった場合が多く、なかなかうまく見られる機会がないといった声が聞かれます。毎年紅葉時に当地を訪れる常連さんの話では、例年よりやや遅れた大船山の紅葉も、本来はもっと赤くなるはずだが台風の影響もあるので見頃は今週ではないか、とのこと。
坊ガツルキャンプ場から大船山山頂までの登山道は整備され、迷うことは少ないと思われますが、岩がゴロゴロした急登があり、雨後の泥場など足場がよくない場所もあるので、くれぐれも無理のないように足まわりはしっかりと。またタイミングによって霧が発生するので、防寒具や雨具の用意を。
一般的な登山ルートのひとつ、長者原(ちょうじゃばる)登山口から雨ヶ池越(あまがいけごえ)〜坊ガツルまでは所要2時間、坊ガツルから段原〜大船山山頂までは所要1時間45分。下の写真の御池までは、山頂から5分ほどで下ることができます。ちなみに長者原ビジターセンター周辺に大型駐車場がありますが、ピーク時は早朝から満車になるので早めの到着を。
大船山山頂にある火口湖、御池は紅葉の名所
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