耶馬溪なんぞに寄った&なぜかカーナビが壁湯経由を選択したおかげで、えらい到着時間をオーバーした迷惑な人たち。ということで、宿に着くや否や速攻で夕飯となってしまったが、この日の食事処はひっそり。
宿の方の話によると、九酔峡が紅葉真っ盛りになると大混雑するそうで、今はちょうど端境期。ちなみにここから車で2分の九重“夢”大吊橋はまだ色づき始め。
旅館 新清館(左と中央)と筌ノ口温泉共同浴場(右端の建物)はお隣同士
んー、しかしいいなこの温泉。筌ノ口温泉の開湯は江戸中期と古く、泉質もいい。明治35年創業の旅館 新清館は、共同浴場に隣接して建つ木造3階建ての宿で、共同湯と同じく黄褐色のにごり湯なんですが、湯口では透明。
何しろ広々とした露天風呂が爽快。女性専用と混浴露天がひとつずつあり、ともにまわりを緑の木々に囲まれています。紅葉の時期なんてすごくいいですね。
炭酸を含んだ炭酸水素塩泉は飲用では胃腸にもいいそうで、若干の苦みと鉄気、塩分に硫黄の匂いを感じます。湯船には析出物がびっしりの源泉ドバドバ温泉で、日帰り入浴も可能。隣にある24時間営業の共同湯(入浴料200円)も、朝からバンバン常連さんが来てました。
新清館の女性用露天「かえでの湯」と男女別の内湯
そそ、夕飯時に配膳担当のおばちゃんから聞いた武勇伝、面白すぎ。バイクで赤城山に行った話とか、日本三大ガッカリ観光地の話とか、京都のしきたりの話などなど。おかげでおばちゃんと日本全国の観光地の話で盛り上がりました。いやぁ、あのお歳で実に行動派(^_^;
(つづく)
キジ鍋、岩魚、ぜんまい、馬刺しなど、山里の幸がメインの新清館の夕食
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posted by シマウマ-クラブ at 01:45| 九州のおすすめ