2013年11月03日

苦渋のくじゅう連山 その7 わいた温泉郷・豊礼の湯で地獄蒸し

予定では15:00には長者原に着いていたはずが、またしても時間オーバー。これから急いで小国に買い出し。なにせ、今夜の宿は自炊宿(二日連続登山の後に無茶だった)。

でも買い出しは愉し。宿泊先のわいた温泉の周りにはスーパーがなさそうなので、わざわざ小国中心部まで向かうも、長者原から結構遠い。とくに野菜だけは地場ものをとJAの直売所を探すも見つからずうろうろしていると、馬肉専門店発見! 怪我の功名やー。しかし閉店間際でレバーとか珍しい部位がない。まぁ馬刺を買えただけでよしとしよう。それにしても道の駅のまわりスーパー大杉。

豊礼の宿.jpg

豊礼の宿食堂.jpg

豊礼の宿洋室.jpg

調理場兼食堂は清潔。蒸気暖房が付いた部屋にトイレはないが、広々として使い勝手がいい作りで長期滞在にも向く

宿に着いたら思ったより広々した部屋で暖かく、調理具・食器完備の食堂もキレイ。もちろん風呂はいわずもがな。温泉目当てでここに決めたのだが良かった。これで平日3800円からは安い。

で、早速地獄蒸し調理開始。明礬・鉄輪と同じく地熱地帯なんで、地獄蒸し調理が可能なんです。もやし、まいたけ、宮崎産豚肉ののっけ盛りをメインに、大分産しいたけとアスパラを蒸し蒸し。前菜は熊本に敬意を表し、馬刺と高菜。大分にも敬意を表し、くじゅうの高原トマトと大分産のカワハギ。

宮崎ポークときのこの地獄蒸し.jpg

椎茸アスパラ地獄蒸し.jpg

地獄蒸し調理は短時間でばっと蒸すので、素材の旨味が凝縮。味もつけていないのに、噴気に含まれるミネラル分のせいか、大分産のしいたけがめったやたらにうまかった

岩永本店の馬刺し.jpg

高菜高原トマト皮はぎ.jpg

馬刺を買った小国の岩永本店には、レバーや焼き肉用などさまざまな部位が

しかしここの露天風呂いいわー。コバルトブルーの温泉なんですが、眺めも最高で涌蓋山(わいたさん)の山並みが眼前に広がります。紅葉はまだ色づき始めだったけど、きっとピーク時には素晴らしい眺めでしょう。

別棟の日帰り入浴「豊礼の湯」にも力を入れており、家族風呂など時間で完全入れ替え制の貸切方式。これカップルや家族連れには最適。コインタイマー式で、24時間営業なのも人気の秘密。売店や休憩所も併設し、手ぶらで行っても地獄蒸し調理が楽しめます。

豊礼の宿大露天風呂.jpg

宿併設の露天大浴場は男女別にあり、涌蓋山の眺めも抜群。8:00から20:00までは日帰り利用も可能

豊礼の湯.jpg

別棟の貸切家族風呂「豊礼の湯」では、湯も1回ごとに完全に入れ替えられる

豊礼の湯地獄蒸し窯.jpg

日帰り入浴客も利用できる地獄蒸し釜。専用のかごに食材をセットし、短時間で蒸す

ほかに、かなりポイント高かったのは蒸気暖房。これ非常にあったかいです。ご主人の話では、このあたりは地熱パワーが強力なので暖房はすべて蒸気でまかなえるとか。まるで床暖房のように部屋全体がポカポカ。窓を開けると山間のそこここからシュパシュパと白い湯煙が立ち上り、とても風情があります。

わいた温泉郷岳の湯噴気.jpg

山間のいで湯といった雰囲気を盛り上げる岳の湯

わいた温泉棚田はざかけ.jpg

傾斜地を利用した棚田では昔ながらのはざかけも行なわれていた

周辺一帯は「わいた温泉郷」となっていますが、豊礼の宿は「岳の湯」に属しています。東に隣接してはげの湯、南西に山川、その上が地獄谷、鈴ヶ谷、麻生釣(あそづる)と6つの温泉地を総称し、こう呼びます。

ほかにも特徴のある温泉や共同湯があり、それぞれ微妙に泉質が異なるのでどこもかしこも魅力的ですが、今回は時間がないのでまた次回。ゆっくり滞在したいエリアです。
(つづく)


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posted by シマウマ-クラブ at 08:00| 九州のおすすめ