2013年11月15日

横浜港近代化遺産の一般公開&かながわ畜産フードコレクション2013

横浜港の大さん橋を目指すなら、街歩きついでに港周辺の近代化遺産めぐりもしてみたいもの。大さん橋の基部にあたる象の鼻地区は、開港時のもっとも古い波止場で、現在象の鼻パークとして整備されています。

みなとみらい21地区.jpg

象の鼻パークから眺めたみなとみらい21地区

象の鼻パークと赤レンガ倉庫.jpg

象の鼻パークと赤レンガ倉庫群


この象の鼻パークと大さん橋、横浜赤レンガパークなどの歴史に関しては以前ここここなどに書いたので省略。

その象の鼻パークの手前、関内エリアにある横浜税関本関庁舎(クイーンの塔)、神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、横浜市開港記念会館(ジャックの塔)が建ち並ぶ「みなと大通り」を散策。これらは通称「横浜三塔」と呼ばれる塔屋やドームをのせた建物が特徴的。

いずれも大正時代から昭和初期に建てられたもので、まさに和洋折衷の不思議なスタイルではありますが、当時としては時代の先端的建築物。今では横浜港が近代化していく過程を伝える歴史遺産であり、シンボル的存在にもなっています。

横浜税関資料展示室.jpg

象の鼻パークのたもとに建つ横浜税関本関庁舎。その前身は1859(安政6)年設置の神奈川運上所。税関構内の施設として大さん橋と象の鼻一帯が整備、まさに横浜の水際で港の歴史を見つめてきた建物といえる。別名クイーンの塔と呼ばれ、イスラム風のドーム型塔屋をのせたオフィス建築は1934(昭和9)年の竣工。現在みなと大通りに面した併設の資料展示室「クイーンのひろば」では、偽ブランド商品などの実物展示も。また2013年11月24日(日曜)の11:00から16:00には、庁舎見学会を開催。通常は非公開となっている7階ロビーや旧税関長室ほか3室が見学可能。この旧税関長室は、マッカーサー元帥が執務したと伝わる部屋を創建当時のままに復元


横浜港大さん橋にある屋上広場のデッキからも三塔を一望できますが、ほんの数百メートルの範囲内に固まっているので、散策がてらぜひ建物内部の見学を。

また不定期の場合もありますが、通常は一般公開されていない範囲を目にできる、見学会も各施設で実施。建築好きなら、その日に標準を合わせて内部見学に向かうのもおすすめです。

ちなみに神奈川県庁本庁舎では、内部の一般公開日にあわせて各種イベントも実施。本庁舎駐車場と大会議場では、2013年11月17日(日曜)の10:00から15:00まで「かながわ畜産フードコレクション2013」を開催。

神奈川県庁本庁舎.jpg

1928(昭和3)年竣工の神奈川県庁本庁舎。当時流行の帝冠様式のはしりで、別名はキングの塔。国の登録有形文化財に指定されているが、今も現役で使われている。不定期で内部の一般公開が実施されており、2013年は11月17日(日曜)、11月24日(日曜)、12月15日(日曜)の10:00から16:00まで。3階の知事室のほか、旧貴賓室、旧議場、6階の本庁舎歴史展示室などが見られる


「かながわの畜産フード食べ比べ」では、今や有名になった牛のシロコロや相州牛の串焼き、横濱ビーフのカレーライスや牛肉コロッケ、高座豚のフランクフルトなどのB級グルメ、牧場直送の飲むヨーグルトやジェラート、プリンなどのスイーツ、県畜産会養鶏部会のたまごのつかみどりなど、神奈川生まれの畜産・乳製品が目白押し。

試食・販売などのほか、和太鼓やマンドリンの演奏、チアリーディング、骨密度の測定など、盛りだくさんな内容で、何だかとても愉しそう。

ただし当日は横浜国際女子マラソンの開催日にもあたるため、交通規制を実施。公共交通機関を利用するのが得策です。

横浜市開港記念会館.jpg

通称「ジャックの塔」と呼ばれる横浜市開港記念会館。1917(大正6)年竣工の横浜市の公会堂で、時計塔と角ドーム、八角ドームを配した赤レンガの建物。内部には建築当時のスタイルに復元された貴重なステンドグラスも設置。見学は部屋以外はいつでも可能で、毎月15日には講堂や会議室も一般公開されている





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posted by シマウマ-クラブ at 12:57| 横浜のおすすめ