2013年11月19日

京都の紅葉(1) 京都を代表する紅葉の名所、東福寺&南禅寺・永観堂が見頃!

794(延暦13)年に桓武天皇が都を移してから1200年あまりの間、日本の首都であり続けた京都。京都の紅葉は、ほかの紅葉の名所とは趣を異にしますが、なかでも臨済宗の名刹・東福寺は京都随一の紅葉の名所。

仏殿から開山堂(常楽庵)に至る洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれる渓谷には、2000本ものカエデが密集。谷をまたぐ通天橋からの眺め(臥雲橋眺望)は京都一の絶景の譽れもあるほど。

東福寺洗玉澗の紅葉.jpg

東福寺洗玉澗の紅葉


東福寺のカエデは開山した聖一(しょういち)国師が宋から種子を持ち帰った唐カエデが始まりとか。わずか数本ですが、今もその子孫が渓谷に残っています。2013年11月1日(金曜)〜12月8日(日曜)までは、現存する最古の方丈建築で国宝の龍吟庵、重森三玲(みれい)氏作庭の方丈庭園「八相の庭」も特別公開されています。

東福寺方丈庭園八相の庭.jpg

東福寺方丈庭園「八相の庭」。昭和の日本庭園の名工、重森三玲の手によるもので、氏の最高傑作の呼び声も高い。方丈の四周に庭園を巡らせており、こちらは南庭。八海に見立てた大海原に、巨石と築山で表した四島五山の小宇宙が広がる枯山水式庭園

東福寺方丈庭園市松の庭.jpg

南庭の裏庭にあたる東福寺方丈・八相庭園の北庭。市松の文様の配置から別名「市松の庭」とも呼ばれている。春のサツキも美しい

また東福寺の塔頭(たっちゅう)である光明院の方丈前庭園「波心の庭」は、2000年秋のJR東海『そうだ 京都に、行こう。』で紹介され有名になった場所。背後の傾斜を生かし、こちらも重森三玲氏が作庭した現代の名庭です。

東福寺を見たら同じ臨済宗の南禅寺にも足をのばしましょう。東福寺の紅葉は2013年11月18日(月曜)現在で見頃、南禅寺は5分から7分といったところ。南禅寺境内にある琵琶瀬疏水の枝線水路・南禅寺水路閣や、塔頭寺院のひとつである天授庵(てんじゅあん)の趣の異なる二つの庭園を観賞もお忘れなく。

天授庵本堂前庭の紅葉.jpg

南禅寺の塔頭、天授庵にある本堂前庭の紅葉。2013年11月15日(金曜)から11月30日(土曜)の17:30〜21:00まで、紅葉ライトアップも実施

南禅寺水路閣.jpg

古代ローマの水道橋を参考に、明治21年に完成した南禅寺水路閣。琵琶湖の水が今も流れている。レンガ造りの橋と紅葉は京都の隠れた絶景のひとつ


さらにその北には東山で「紅葉の寺」の筆頭に挙げられる永観堂(禅林寺)へ。こちらも11月18日(月曜)現在で7〜8分と見頃。

紅葉の時期にあわせ、2013年11月8日(金曜)〜12月5日(木曜)まで「秋の寺宝展」も開催中。期間中の17:30から21:00までライトアップも実施されています。

永観堂御影堂とモミジ.jpg

永観堂御影堂とモミジ




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posted by シマウマ-クラブ at 12:32| 京都のおすすめ