2013年11月20日

京都の紅葉(3) 東山の紅葉からのグルメデート

京都は食の都。何を食べるか迷ってしまいますが、今回は東山にある清水寺からのアプローチとロケーション重視のデートをということで、こんなプランはいかがでしょうか。

清水寺から産寧坂(三年坂)、二寧坂(二年坂)・一念坂を経て、高台寺へ向かう道すがら、まずは昼食をという方には、八坂の塔の裏手、ねねの道突き当たりにある異色のイタリアン「ザ ソウドウ 東山 京都」をご紹介。

ここは京都御池の生まれで近代日本画の巨匠として知られる、竹内栖鳳(たけうちせいほう)の私邸だった日本家屋。八坂の塔(法観寺)を借景に、広々とした空間のなか、庭を愛でながら料理がいただけるという趣向のレストラン兼結婚式場です。

和と洋が融合した空間は、いかにも外国人が好みそうなロケーションながら、天井が高く落ち着いた雰囲気で、女性や年配客にも人気が高いようです。

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1階にある築100年以上というメインダイニング


気軽に楽しめるパスタランチから、九条ネギなどの京野菜や近江軍鶏など旬のもの、地ものの素材を用いたスペシャルコースまでさまざま。昼はカフェ、夜はバーとしても利用可能です。

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ザ ソウドウ 東山 京都2.jpg

素材の味をいかし、軽やかなイタリアンに仕上げている

高台寺から東山一帯を歩いた後は、四条河原の木屋町通に出てひと休み。デートなら、乙女心をくすぐる喫茶ソワレを選択。ここはかつて水運で栄えた高瀬川を見下ろす2階にあり、創業は昭和23年という老舗。

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喫茶ソワレのゼリーポンチ。カラフルな色合いに心躍る

洋画家・東郷青児も常連で、壁には彼の絵も飾られています。人気はゼリーポンチで、透明なソーダ水の中に、赤や緑、青色の五色の四角いゼリーが浮かんでいます。ちなみに店内の青い照明は「女性の肌を美しく見せるため」。まさにデートにぴったりの店といえましょう。

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このほの青い照明が女性を美しく見せる秘密!?


夕食までの間、時間に余裕があれば、四条通の北に位置する錦市場をぶらぶら。全長390mに約130店が軒を連ねる京都の台所で、調理器具から食材まで何でも揃います。試食も可能な店も多いので、みやげ探しにも最適。しかし食べ過ぎにはご注意を。

締めの夕食ですが、ちょっと奮発して木屋町通の鳥彌三(とりやさ)へ。ここは創業1788(天明8)年という鳥料理の老舗で、坂本龍馬ゆかりの店としても知られた名店。とにかくどこまでも濃厚な鶏のスープを満喫できます。

鳥彌三座敷.jpg

築220年という建物も趣があり、国の登録有形文化財にもなっている鳥彌三の町家建築。2階の座敷席からは鴨川を望み、夏には川床も設置され風情たっぷり


料理はコース仕立てになっており、鶏水炊きコースは1万2600円となかなかのお値段。ある意味、清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要かもしれませんw  

まずは先付けに季節のもの、甘めに仕上げた鶏肝などを味わいつつ、店の名物でもある水炊きの登場を待つ、というのが決まり。水炊きの白濁したスープは、鶏ガラを3日間煮込んだもので、丹波ぢどりの骨付き肉や京菊菜、白菜、豆腐や湯葉、焼き餅などを味わいます。

これでも充分すぎる量なのですが、最後の雑炊はすべてのうま味が凝縮されており、やはりはずせない味。まさに五臓六腑に染み渡ります。

鳥彌三前菜.jpg

鳥彌三鶏水炊き.jpg

丹波ぢどりなどの骨付き肉を用いた水炊きは濃厚そのもの。鶏のスープは徐々にねっとりとしだし、骨の味がより鮮明になっていく過程を心ゆくまで味わい尽くせる




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posted by シマウマ-クラブ at 13:20| 京都のおすすめ