2013年11月21日

初雪残る秋の棚田&美人林の紅葉(1) 名代生そば由屋

新潟で紅葉といえば、この時期弥彦公園のもみじ谷が有名。しかし休日の混雑は激しく、渋滞必死。というわけで、すでに落葉が始まりかけている美人林へ。こちらはブナ林なので落葉も無問題。しかも休日でもさほど混雑していないでしょう。

とその前に、前回食べそびれた名代生そば由屋へ立ち寄り。小千谷(おぢや)や十日町の名物であるへぎそばを味わいます。人気店ですが、11時前なのでこちらもまだ混雑前と踏み、早めの昼食。でも結構な勢いで人が入って来るので、びっくり(O_O)

名代生そば由屋.jpg

国道117号沿いにある名代生そば由屋

この魚沼・妻有(つまり)地方というのは、昔から越後縮布(えちごちぢみ)と呼ばれる織物が盛んな地域でして、そばのつなぎには、縮布の工程で糊として使われていた海藻の一種「布海苔(ふのり)」を使っております。

喉ごしつるつるなのが特徴ですが、この店のつゆは煮干しの風味が結構勝ってる。これはあまり経験ない。で、薬味には練りがらし! これは意外だけど結構いける。

当初3人前ぐらいは食べられるだろうと思い、一応店員さんに確認したら、2人前で充分とのこと。それでも結果的にかなり余ってしまい、あまりにもったいないので持ち帰りできますか? とそば屋で野暮なことを聞いたら、持ち帰りセットみたいに、つゆ付きでパッキング用一式を用意してくれました。ありがたい。

そばなんてのびちゃうから家で食べるのはどうかなと思ったんですが、十日町産のなめこを大量投入してつゆを温め直したら、案外おいしく頂けました。残さないで良かった!

由屋へぎそば.jpg

「へぎ」と呼ばれる杉板の四角い器に、まるで糸束をのせるように手盛りされたそば。この店のへぎそばは、つるつるとした喉ごしを楽しむものという感じ。だしは煮干しの味が強いが、これはこれであり




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posted by シマウマ-クラブ at 07:00| 新潟のおすすめ