そんな由比港で揚がった桜えびを、さまざまな調理法で味わうことができるのが、由比駅から薩埵峠への旧東海道沿いにある倉沢屋。
桜えび漁の解禁時期は、3月中旬〜6月初旬と10月下旬〜12月下旬の年2回。ちょうど今が、秋漁の真っ最中。その日の朝、主人が由比の市場で買い付けた新鮮な桜えびを味わえるのです。
桜えびそのものの味を楽しむなら、当然、生桜えび630円がおすすめ。プチンとはじける歯触りで、ほのかな甘味が口いっぱいに広がります。生の桜えびが味わえるのも、由比漁港に近い倉沢屋ならでは。桜えびをふんだんに使ったかき揚げ840円は、すだちをかけて味わいます。
倉沢屋の桜えびづくし
ほかには、釜揚げ630円、酢の物630円、桜えび饅頭630円など、桜えび料理のフルコースが楽しめます。桜えび料理は単品での注文も可能ですが、2名以上なら上記のものがセットになった「桜えびづくし」4200円がお得。
ちなみに由比港では、来年1月15日まではしらす漁も解禁されています。生しらすは、桜えびのプチプチ感とは異なり、とろっとろ。こちらもヤミつきになる味。
しかし生しらすといったら、なんといっても静岡市の用宗港がおすすめ。もしも時間に余裕があれば、由比からはちょっと離れますが、用宗港の漁協直売所ものぞいてみては。入荷状況にもよりますが、鮮度抜群の生しらすと釜揚げしらすが手に入ると思われます。
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