2014年、1月5日スタートのNHK大河ドラマは『軍師 官兵衛』。
黒田家のルーツである滋賀県長浜市、官兵衛生誕の地・兵庫県姫路市、黒田家中興の地・岡山県備前長船(瀬戸内市長船町福岡)、官兵衛が大出世を遂げた大分県中津市、嫡男の長政が初代藩主となった福岡県など、ゆかりの地では、大河ドラマの放映に合わせ各種イベントが花盛り。当然関連キャラクターグッズも売り出し中。
四谷三丁目の交差点でみうらじゅんとすれ違ったことが人生最大の興奮なわりには、ゆるキャラにはあまり興味がない(ふなっしーは別)のですが、これは結構かわいい。
姫路市の「かんべえくん」
しかし姫路市の「かんべえくん」にしても、福岡県の「ふくおか官兵衛くん」にしてもなんだか似ているのは気のせい? と思ったら、福岡も後から相当似ているのを気にして、姫路に仁義を切ってから採用されたようです。(ほかに西脇市の「へそのかんちゃん」、大分県中津市の「くろかんくん」なども)
まあ、官兵衛を象徴する朱塗りの合子形兜(ごうすなりかぶと)がかぶっちゃってますから。あれはお椀をひっくり返したような兜で、もともと色、形ともかなり奇抜。それだけでまず人目を引いてしまうデザインなので、仕方ないっちゃ仕方ないのかも。
ちなみに福岡県は、官兵衛最晩年の場面での登場が予想されるので、ロケ地の露出度としては少ないであろうと、一部に悲観的な話もあったようですが、如水(官兵衛)・長政父子を祀る西公園の光雲(てるも)神社では、まだ放映前にもかかわらず参拝客はすでに去年の2倍とか。光雲=幸運・好運、また勝守りということで、受験生の合格祈願など、授与品もなかなか好調のようです。
受験生といえば、本場・太宰府天満宮はもちろんですが、福岡のど真ん中・天神にある水鏡天満宮も道真ゆかりで交通至便。水鏡天満宮の境内には、末社の恋木神社もあるので、カップルの初詣にもおすすめです!