松江といえば、茶の文化も忘れてはならないもののひとつ。不昧公(ふまいこう)とも呼ばれた7代藩主・松平治郷(はるさと)により、茶道の文化が花咲いた松江では和菓子文化も発展。京都、金沢と並び、お茶や和菓子の文化が根付いた土地柄です。
そんな松江では、ぜひ城下町ならではの和菓子をみやげに。地元以外ではあまり知られていませんが、宝暦年間(1751〜64)創業の老舗が、この高見一力堂。実は不昧公をはじめ、歴代藩主の御用菓子商を務めたという、知る人ぞ知る和菓子店。「松江葵」の入った御用達箱が今も残されています。
なかでも銘菓「姫小袖」は、本来は藩主の用命以外、一般に売ることを禁じられた「お留め菓子」。色鮮やかな和三盆のなかにはこしあんが隠されていますが、これがなんとも風雅。2週間ほど日持ちもするので、みやげにも最適。
ほかにも、季節の生菓子とともに、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンがお気に入りだった羊羹を、当時のレシピで復活させた「ハーンの羊羹」など品揃えも豊富です。
甘党のハーンは羊羹が好物だったとか。ハーンの羊羹は小倉と紅羊羹の2種あり
楽天で高見一力堂の和菓子を購入するならコチラ(価格の安い順)
■旅のプロがすすめる関連記事
バレンタインデーは「ご縁電車しまねっこ号」に乗って出雲大社へ!
島根県のゆるきゃら「しまねっこ」に出会った〜。
縁結びスイーツで出会い運上昇!? 出雲ぜんざい&ひかわご縁バーガー
ホワイトデーは島根・出雲路の八重垣神社で「五縁祈願祭」
玉造温泉で神の湯につかり、玉作湯神社で縁結びの願かけを
美しいサンセットなら松江・宍道湖の夕日テラスへ!
水の都・城下町松江にうまいもんあり! (1) 庭園茶寮みな美の鯛めし
水の都・城下町松江にうまいもんあり! (2) 魚一でしじみ料理
2014年03月17日
水の都・城下町松江にうまいもんあり! (3) 松江藩御用の和菓子店・一力堂
posted by シマウマ-クラブ at 15:13| 島根のおすすめ