2014年03月31日
雪景色の新潟・山古志の棚田と魚沼の山河
魚野川、金城山と巻機山
桜咲く関東以西ですが、信越より東はまだ少し先。山古志では例年3月下旬だと、地元の人はまだスタッドレスタイヤを履き替えていない状態。でも今年は珍しく雪が少なめと聞いていたので、念のため山古志支所に再度確認すると、支所付近の積雪は現在140cmとのこと。
140cmと聞くとちょっとぎょっとしますが、雪深い山古志でも、道路面に限っていえば雪はないとのことなので、行けるとこまで行ってみようとダメもとで出発!
市街平野部では雪も消え、すでに春の装いですが、いざ山間部に差しかかるとやはり結構な雪。時折路面をさらさらと流れる雪解け水が逆に凍ったらと思うと、軽い恐怖を覚えます。
山古志支所近くにある棚田の定点ポイント
虫亀のいつものポイントは道路途中で除雪終了のため、通行不可。ということは、たぶん他のポイントもだいたい同じような感じだろうと、安全な山古志支所方面へ。
支所手前に定点観測のポイントがあるので、そこで撮影。出発前の情報ではノーマルタイヤではムリ、といわれていたので、結局iPhoneしか持っていなかったけれど、まあ今回はお試しなのでこの程度で御の字。
スキー場方面も道路は除雪されているのでしょうが、なんだか急に霧が発生。山の天気は急変が怖いので、狭いトンネル内でスリップなんぞした日には目も当てられないと、早々に退散。
一度来てみたかった雪に包まれる山古志の棚田。が、濃霧発生により撤収を即断
ちょっと恐がりすぎかもしれませんが、以前、阿蘇の菊池渓谷付近で突然の雪にみまわれ大変な目に遭った経験から、冬山にはもうこりごり。その時はチェーンがあり、たまたま手伝ってくれる人もいたのでなんとかなったのですが、用心にこしたことはありません。
ちなみに山古志支所によれば「今週は週間予報も良く、道路面には雪はございませんが、雪が降りますと、ノーマルタイヤでは走行できないと思います。またポイントによっては、道路自体が冬期間通行止めとなっております。よって、道路管理者の判断により春除雪が始まりますので、例年ですとゴールデンウイークあたりの開通となっております」とのこと。
ポイントによってはゴールデンウイークでも除雪がおっつかない場所もあるほど、雪の深いところもあります。それほどの豪雪地帯なんです、山古志は。まさに古志の山です。現に当方、種芋原で大変な目にあったこともあります(¨;)
帰路の関越自動車道・六日町〜塩沢石打IC間では、八海山など越後三山や魚野川、巻機山の車窓風景を堪能しました。山古志や魚沼地方では、桜の開花は例年4月中下旬と約1ヶ月遅れ。春の息吹が待ち遠しいですね。
魚沼地方を流れる魚野川
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posted by シマウマ-クラブ at 14:26| 新潟のおすすめ