2014年04月15日

高尾山から城山の花見登山へ! (2) 高尾山・一丁平のミツバツツジとヤマザクラ

一丁平手前ミツバツツジ群落.jpg

高尾山・一丁平のミツバツツジは今が見頃

高尾山薬王院の大本堂脇の石段を登り、神仏習合の名残である本社・飯縄権現堂、奥の院・不動堂を経て、高尾山頂。奥の院のミツバツツジとソメイヨシノ、ツバキ、ヤマザクラもきれい。不動堂脇では緋色のカンヒザクラがまだ咲いていました。

高尾山薬王院飯縄権現堂.jpg

高尾山薬王院奥の院桜とツツジ.jpg

高尾山薬王院飯縄権現堂と奥の院のミツバツツジ、ソメイヨシノ

薬王院から高尾山頂までは所要20分、歩き出しからちょうど1時間30分。ここで小休止。本日はバーナーなしなので、山頂の茶店でみそおでんと山菜盛り合わせ。茶店前のヤマザクラは少しつぼみがあるものの、ほぼ満開。

高尾山頂大見晴亭前のヤマザクラ.jpg

高尾山頂の大見晴亭前で咲き誇るヤマザクラ

高尾山頂富士山と桜.jpg

高尾山頂「大見晴台」から霞んで見えた富士山と桜。茶店でひと休み

11:35高尾山頂から富士山・丹沢方面を望む大見晴台を出発。ここから小仏峠〜景信山〜陣馬山へと続く奥高尾縦走路「関東ふれあいの道」を、徒歩5分でもみじ台。

ここも眺望抜群ですが、激コミ。園地では大量の小学生が親子で弁当タイム。イモ洗い感がハンパない。

高尾山もみじ台茶店.jpg

高尾山頂から5分の「もみじ台」には茶店とトイレがあり、花見にも最適

もみじ台から一丁平へは少し下るイメージで、整備された木階段のある快適な尾根道。その途中でミツバツツジの大群落が!! これはすごい。

トップの写真でもお分かりのように、ミツバツツジにも濃いものから薄いものまであり、まさにピンクのグラデーション。この辺りのヤマザクラはまだかな。

一丁平手前のミツバツツジ.jpg

みごとなミツバツツジの群落。その下でお弁当を広げている親子も




それにしても都心ではソメイヨシノが映えるのに、山に来ると不思議にヤマザクラの方がしっくりくる。これはやはり周りとの調和がなせる技。人工物と自然の色とは、げに絶妙なバランスなのだなぁと実感。

高尾一丁平手前のヤマザクラ.jpg

樹形もさまざまで、山ならではの造形が続く

12:05一丁平着。高尾山頂の大見晴台から30分で到達可能な一丁平、さらに城山(所要30分)にかけては、俗に「千本桜」というサクラのプロムナードが続いております。

一丁平城山間ソメイヨシノ.jpg

一丁平・城山間のソメイヨシノには、まだ若木のものも

これは昭和2年に植樹されたヤマザクラと後に植えられたソメイヨシノに始まり、今では1000本近くになるとか。自生もあるのでしょうが、このあたりはヤマザクラも植林だったのですね。

でも一丁平は殆どソメイヨシノという印象。ヤマザクラがまだ満開ではないのでそう見えるのかと思ったら、本数的にも約7割がソメイヨシノ。まあ広い園地とトイレ(←これ大事)があるので、開花期には大人気なのもうなずけます。

高尾山一丁平の園地.jpg

一丁平の園地には散策路やベンチ、トイレなどを完備(ただし茶店はない)。コブシやエドヒガンかマメザクラ的な薄紅色のかわいい桜は、まだ開花し始めだった

12:10一丁平発。若干のアップダウンがあるものの、比較的快適。電波塔に近づくとキブシや、やや濃いめの色合いをしたサクラが。城山への最後の登りで、杉林の奥にサクラの若木?がいっぱいあったけど、あれも成長したらすごいことになりそう。

一丁平城山間のヤマザクラ.jpg

城山電波塔ヤマザクラ.jpg

ヤマザクラも色々。電波塔の脇はオオヤマザクラなのか、遠目でわからずじまい

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posted by シマウマ-クラブ at 08:24| 東京のおすすめ