2014年04月25日
秩父のお花畑(3) 秩父高原牧場のポピー
秩父には意外とお花畑が多いので一度で紹介しきれませんが、今回トリを飾るのは「秩父高原牧場」。
なんと敷地面積352haという関東屈指の広さで、大霧山(766.6m)から北の二本木峠にかけての山腹数ヶ所に、牧草地が点在。
そのうちの7haを「彩の国ふれあい牧場」として整備開放。展望広場に動物広場、農協直売所(4〜11月の土日祝)、バターやチーズなど乳製品の手作り体験(3〜11月の土日祝)を行なったりと、ファミリーでのドライブ先に絶好なのです。
また現在牧草地の3.8haにポピーの種を蒔き、毎年1000万本ものシャーレーポピーを咲かせています。このポピーの植栽は、2006年から始まったとのこと。古いもので恐縮ですが、実はその年の6月上旬に訪れたのが、下の写真。
秩父高原に約1000万本が咲き誇る、彩の国ふれあい牧場のポピー畑
その日は平日だったせいか、見物客はわずかに1人w それがなかなかの強者で、道端でお弁当を広げ、お花畑を眺めながら優雅にランチ! ここは知る人ぞ知る穴場だと思いました。
その時は長瀞から秩父の札所めぐりに向かう途中で、せっかくだから高原にある牧場も見てみたいと立ち寄ったのですが、当時はポピーが植えられているとはつゆ知らず、たまたま迷い込んだという感じ。
それが今では5月中旬から6月上旬の開花期にあわせ『天空を彩るポピーまつり』が開催されるほど、大規模化(当時も簡素な案内板はあったけど、あまりにも敷地が広大でわかりにくいせいもあり人がいなかった)。
2014年は、5月17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)、31日(土)、6月1日(日)の6日間、9:00〜17:00の開催。臨時駐車場や秩父鉄道皆野駅からシャトルバスも運行。
今ではこんな感じで混雑
まつり期間中は、JAちちぶのほか、東秩父村商工会、皆野町商工会などによる、地場産品や県内畜産物の販売も行なわれます。
ちなみに今年度はまだ未定ですが、昨年の出店は、野菜や果物に朝採り焼きプリン、古代豚のフランクフルトetc.
なかでも面白いのは、山間地ならではの郷土食。東秩父村からは「あずきすくい(小豆ぼうとう)」や「焼きだんご」、皆野町からはしゃくし菜の漬物が入った「天空のおやき」に、和風みそクレープ?という「たらし焼き」。
こ、これは、さすがに埼玉・群馬県境の粉もん文化圏炸裂のラインナップw
この「たらし焼き」というのは、長野の北信地方で食べた「薄焼き」やソース味だけど同じ埼玉の「行田フライ」にも似てる! うーん、食べてみたい!!
広大すぎる敷地ゆえ、牛追いは北海道の大牧場と同じように自動車で
それとは別に、GW中の5月3日(土)〜5月6日(火)9:00〜16:30に、「牧場春まつり」も開催。こちらは体験ものが中心で、バター作りやヤギ、羊、うさぎなどの餌やりなどのほか、展望広場の仮設テントでは、県内の畜産物販売が行なわれます。
また直売所では、フレッシュなソフトクリームなども味わえます。小さな子供連れにはぴったりではないでしょうか。
ちなみにゴールの宝登山ロープウェイ近くにある不動寺周辺では今、長瀞通り抜けの桜が見頃。4月15日(火)から4月30日(水)の開園期間中は、日没から21:00まで夜間ライトアップも実施されています。
posted by シマウマ-クラブ at 09:03| 埼玉のおすすめ