白馬三山を眺める一等地に建つ、白馬アルパインホテル。実は、この宿、冒険家・植村直己ゆかりの宿でもあります。というのも、明治大学山岳部の定宿だから。
「今年も、新入生歓迎合宿に例年通り、明治の山岳部がやってきました」
と、ご主人の丸山勝美さん。
宿からは八方尾根を目の前に見上げることができますが、宿の玄関前の芝生にはなんとケルンが。
「私は、このケルンをベースケルンと名付けているんですよ。八方尾根への起点となるケルンというわけなんです」
ロビーの暖炉の上に置かれた古びたCASSIN(カシン)のピッケルは、明大隊のチョモランマ登頂に使われたものだそうです。
夕食に登場の岩魚(イワナ)。一見すると単なる陶板焼きのようですが、実はかなり凝っています。「素焼き岩魚の陶板みぞれ煮」。一度素焼きした岩魚に甘辛いタレをからめて食べるもので、大根おろしが添えられていています。もちろん、白馬アルパインホテルのオリジナル。
「これは、なんというメニューですか?」
と尋ねる取材スタッフに対して、ご主人の丸山さん、
「いいネーミングがないので、岩魚の陶板焼きとウチでは呼んでいますが・・・。何かいい呼び方がありませんかね」
ということで、今回の取材を記念して、この料理、
「素焼き岩魚の陶板みぞれ煮」
と、ネーミングしたので、皆々様よろしくお引き立て下さいませ。
■白馬アルパインホテル
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