「みさきまぐろきっぷ」は京急三崎口駅までの往復切符と三崎エリア指定区間のバス乗車券、三崎自慢のまぐろ料理の食事券、レジャー施設利用がセットになったとってもお得な切符。食事は三崎のまぐろを「まぐろの美味しい店25店舗の特別メニュー」から選んで味わえます。
品川駅(品川駅発大人3060円、小人2310円、各駅からの料金)から京急に乗り三浦海岸駅へ。駅前にはなんと! まぐろ直売所もあります。
バスで三崎港へ。バスフリー区間なら乗り降り自由で乗り放題。「岬めぐり」を楽しめます。
創業明治41年の割烹旅館で「鮪のかぶと焼き」でも知られる三崎館本館。
「まぐろきっぷ膳」は、目利きが厳選した自慢のまぐろの刺身、稀少部位のまぐろ尾の身を塩で味付けした天ぷら、酒盗、プルプルの食感と豊富なコラーゲンで女性に人気が高いトロの白い皮を使ったポン酢あえなどが並ぶ老舗らしい気合いの入った膳。
同行したグルメライター板さんの薦めによれば、
「老舗だから、それなりのプライドがあるはず。だから三崎館本館を選べば外れはないはず」。
板さんの予言通り、大正解の内容です。
食後は、渡し船で城ヶ島へ。「白秋」という渡船が三崎港と城ヶ島を結んでいます。
この乗船料は、きっぷには含まれないので自腹(といっても300円)。
城ヶ島では灯台を往復して、城ヶ島のバス停から油壺行きの京急バスに乗り込みます(本数が少ないので事前にバス時刻のチェックをおすすめします)。
城ヶ島のシンボル、城ヶ島灯台
油壺マリンパークのイルカのショー
油壺マリンパークのコツメカワウソ
油壺マリンパークでは、愛らしいコツメカワウソや人気のショーを見物しました。
入館料は「みさきまぐろきっぷ」の提示でOK。マリンパークなどのレジャー施設の入館にきっぷを使わない場合には600円程度のお土産に替えることも可能です(三崎フィッシャリーナ・ウォーフ「うらり」などで使うことができます)。
さてさて、どんだけお得だったのか、会計してみましょう
品川駅〜三浦海岸駅(京急) 860円
三浦海岸〜三崎港(京急バス) 330円
城ヶ島〜油壺マリンパーク(京急バス) 340円
油壺マリンパーク〜三崎口(京急バス) 270円
三崎口駅〜品川駅(京急) 930円
油壺マリンパーク入園料 1700円
昼食(三崎館本館) 1500円(推定)
合計5930円
(みさきまぐろきっぷ品川発3060円なので割引率はざっと48%、ほぼ半額。昼食代はタダ同然です)
結論、「みさきまぐろきっぷ」は、断然お得なきっぷです。
関東周辺の私鉄のとくとくきっぷのなかでもダントツの魅力度といえるでしょう。
2015年05月28日
超お得!みさきまぐろきっぷで日帰り三浦三崎を満喫
posted by シマウマ-クラブ at 20:09| 神奈川のおすすめ
2013年12月21日
地魚狙いなら、三浦海岸どっとこいセール&金田湾朝市「歳末大売り出し」
三崎港前で行なわれる「三崎まぐろ祭り年末ビッグセール」は車利用に便利ですが、電車利用の方は京浜急行三浦海岸駅前で行なわれる「三浦海岸どっとこいセール」の方が、アクセス至便。
こちらは2013年12月29日(日曜)・30日(月曜)の2日間で、時間は8:00から16:00。昨年は3000人ほどの人出ながら、三浦近海で揚がる新鮮な地魚が漁師の手で直売されるのが魅力。
冬が旬のヒラメやわかめ、ナマコなどが手に入ります。野菜ならやはり名物の三浦大根をはじめ、白菜や早春キャベツ、三浦みかんや漬物などが、地元農家や漁師の直売価格。三浦市観光協会によれば「いずれも市価より2、3割は割安」とか。
とくに三浦大根は、寛永年間から栽培されるという三浦半島の特産品。大正14年に三浦産の大根が「三浦ダイコン」と正式に命名されたものの、今では栽培が容易で収量が多い青首大根の生産量が99%と、半ば幻と化しています。「三浦ダイコン」を見かけたらぜひ購入を!
また地魚といえば、金田湾の金田海業センターで行なわれる「歳末大売り出し」も見逃せません。こちらは毎週日曜の早朝から行なわれている金田湾朝市の拡大版。2013年12月29日(日曜)・30日(月曜)の5:50から7:30(売り切れ次第終了)と早朝のみ。本当に早起きが必要ですが、行く価値大アリ。
車利用なら、まずは金田湾で行なわれる「歳末大売り出し」をのぞいてから、三崎港の「年末ビッグセール」をはしご、というプランも可能。
三崎港の年末ビッグセールはマグロが中心で、地魚の種類はいつもより少なめなので、朝獲れで鮮度抜群の地魚が目当てなら、金田湾の朝市が断然おすすめ! こちらはとくに食通の間で人気の朝市なのです。
その日の天候次第、漁次第という面があるので確定はできませんが、今の時期なら地だこ、スズキ、ヒラメ、カワハギ、タチウオなどのほか、しゃぶしゃぶに向く柔らかな「三浦わかめ」や早煮こんぶ、シコイワシの目刺しや自家製の干物、地場産野菜、豆腐、惣菜、花などが手に入ります。
ちなみに周辺の道路が渋滞するほどの盛況なので、金田港、三崎港と回ったら、帰路は逗子・葉山方面を目指すルートがおすすめ。年末でなにかと忙しいでしょうが、もしも時間に余裕があれば、せっかくなので葉山や江の島まで足をのばすドライブプランもありです。
実は三崎の年末ビッグセールの営業も、公式には8:30からの開始となっていますが、通常の朝市が早朝5:00から開始のため、勘違いして早く到着するお客さんが激増。「次第に5:00くらいから営業を始める店が多くなってきているのが現状です」とは、三崎朝市協同組合の土山拓男さんの弁。
というわけで、三浦での買い出しの合い言葉は「早起きは三文の徳」!
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神奈川県三浦市の三崎まぐろ祭り年末ビッグセールはかなりすごいゾ!!
こちらは2013年12月29日(日曜)・30日(月曜)の2日間で、時間は8:00から16:00。昨年は3000人ほどの人出ながら、三浦近海で揚がる新鮮な地魚が漁師の手で直売されるのが魅力。
冬が旬のヒラメやわかめ、ナマコなどが手に入ります。野菜ならやはり名物の三浦大根をはじめ、白菜や早春キャベツ、三浦みかんや漬物などが、地元農家や漁師の直売価格。三浦市観光協会によれば「いずれも市価より2、3割は割安」とか。
とくに三浦大根は、寛永年間から栽培されるという三浦半島の特産品。大正14年に三浦産の大根が「三浦ダイコン」と正式に命名されたものの、今では栽培が容易で収量が多い青首大根の生産量が99%と、半ば幻と化しています。「三浦ダイコン」を見かけたらぜひ購入を!
また地魚といえば、金田湾の金田海業センターで行なわれる「歳末大売り出し」も見逃せません。こちらは毎週日曜の早朝から行なわれている金田湾朝市の拡大版。2013年12月29日(日曜)・30日(月曜)の5:50から7:30(売り切れ次第終了)と早朝のみ。本当に早起きが必要ですが、行く価値大アリ。
車利用なら、まずは金田湾で行なわれる「歳末大売り出し」をのぞいてから、三崎港の「年末ビッグセール」をはしご、というプランも可能。
三崎港の年末ビッグセールはマグロが中心で、地魚の種類はいつもより少なめなので、朝獲れで鮮度抜群の地魚が目当てなら、金田湾の朝市が断然おすすめ! こちらはとくに食通の間で人気の朝市なのです。
その日の天候次第、漁次第という面があるので確定はできませんが、今の時期なら地だこ、スズキ、ヒラメ、カワハギ、タチウオなどのほか、しゃぶしゃぶに向く柔らかな「三浦わかめ」や早煮こんぶ、シコイワシの目刺しや自家製の干物、地場産野菜、豆腐、惣菜、花などが手に入ります。
ちなみに周辺の道路が渋滞するほどの盛況なので、金田港、三崎港と回ったら、帰路は逗子・葉山方面を目指すルートがおすすめ。年末でなにかと忙しいでしょうが、もしも時間に余裕があれば、せっかくなので葉山や江の島まで足をのばすドライブプランもありです。
実は三崎の年末ビッグセールの営業も、公式には8:30からの開始となっていますが、通常の朝市が早朝5:00から開始のため、勘違いして早く到着するお客さんが激増。「次第に5:00くらいから営業を始める店が多くなってきているのが現状です」とは、三崎朝市協同組合の土山拓男さんの弁。
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posted by シマウマ-クラブ at 10:01| 神奈川のおすすめ
2013年12月19日
神奈川県三浦市の三崎まぐろ祭り年末ビッグセールはかなりすごいゾ!!
年末年始の買い出しでは、九州・福岡にある「長浜鮮魚市場」のことを大プッシュしたのですが、実は関東にもすごい朝市があります。それが、神奈川県三浦市三崎港で行なわれる「三崎まぐろ祭り年末ビッグセール」。
三崎港周辺では毎週日曜日の早朝に「三崎朝市」が行なわれているのですが、これの拡大版が2013年12月28日(土曜)、29日(日曜)、30日(月曜)の計3日間行なわれる「年末ビッグセール」。
定例の朝市は早朝のみですが、この時ばかりは8:30から16:30までの延長戦。昨年はなんと4万5000人もの人出があり、とくに車で訪れる人は、早めの到着が得策です。実は通常の朝市と勘違いして5:00くらいから来るお客さんがおり、だんだん店の営業時間の開始も早まっているのだとか(^_^;
出店数はおよそ60店舗ありますが、メインはやはり三崎名物のマグロ。三崎朝市協同組合の土山拓男さんによると、「マグロは各店で値付けが異なり、一概にはいえませんが、おおむね市価よりは2割ほど安くなる傾向にあります。あくまで感覚的なものですが、最大で4割ほどでしょうか」とのこと。
うーむ、これはお買い得!! マグロはうまく保存すれば正月料理の目玉にもなりますから、これを逃す手はない。
今や幻ともいわれる三浦大根はもちろん、サラダに最適な「レディーサラダ」や「淡桜(あわざくら)ダイコン」など欧米品種と交配し、品種改良された珍しい大根が並ぶことも
しかも三浦半島の最南端に位置する三浦市は、温暖な気候で畑作が盛ん。とくに「三浦大根」に代表される露地野菜やスイカ、メロンなど果物の産地でもあります。
とくに大根は、年末年始に欠かせない食材のひとつ。繊維が緻密で柔らかく、煮物、なます、刺身のツマにも向いている三浦大根なら、おせちにももってこい。
また店により異なりますが、早春キャベツ、白菜、かぼちゃ、じゃがいも、にんじんなども地元の農家による直売なので、割安で鮮度も確か。ほかに季節の切り花や鉢植えなどもあり、こちらも正月飾りにもおすすめ。
マグロなどのほか、三浦特産の海藻である「はばのり」や地さざえ、鮭やホタテ、数の子、タラバカニなど、正月向けの豪華食材も豊富に揃う
お腹が空いたら、朝市名物・まぐろの角煮入りの「三崎港まぐろ トロちまき」や「まぐろぶっかけ丼」、「元祖!まぐろ汁」、「まぐろ天ぷらそば」などが朝市会場でも味わえるので、腹ごしらえもバッチリです。
さらにさらに期間中、会場内で2000円以上の買い物してアンケートに答えれば、抽選で60kg級の大メバチマグロをはじめ、マホロバ・マインズ三浦や城ヶ島京急ホテルのペア宿泊券などが当たる「三崎年末ビッグセール初夢富くじ」に応募できるので、こちらも見逃せません。
三崎のB級グルメも目白押し!
とにかく楽しいイベントなので、ドライブがてらぜひ足をのばしてみよう
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定例の朝市は早朝のみですが、この時ばかりは8:30から16:30までの延長戦。昨年はなんと4万5000人もの人出があり、とくに車で訪れる人は、早めの到着が得策です。実は通常の朝市と勘違いして5:00くらいから来るお客さんがおり、だんだん店の営業時間の開始も早まっているのだとか(^_^;
出店数はおよそ60店舗ありますが、メインはやはり三崎名物のマグロ。三崎朝市協同組合の土山拓男さんによると、「マグロは各店で値付けが異なり、一概にはいえませんが、おおむね市価よりは2割ほど安くなる傾向にあります。あくまで感覚的なものですが、最大で4割ほどでしょうか」とのこと。
うーむ、これはお買い得!! マグロはうまく保存すれば正月料理の目玉にもなりますから、これを逃す手はない。
今や幻ともいわれる三浦大根はもちろん、サラダに最適な「レディーサラダ」や「淡桜(あわざくら)ダイコン」など欧米品種と交配し、品種改良された珍しい大根が並ぶことも
しかも三浦半島の最南端に位置する三浦市は、温暖な気候で畑作が盛ん。とくに「三浦大根」に代表される露地野菜やスイカ、メロンなど果物の産地でもあります。
とくに大根は、年末年始に欠かせない食材のひとつ。繊維が緻密で柔らかく、煮物、なます、刺身のツマにも向いている三浦大根なら、おせちにももってこい。
また店により異なりますが、早春キャベツ、白菜、かぼちゃ、じゃがいも、にんじんなども地元の農家による直売なので、割安で鮮度も確か。ほかに季節の切り花や鉢植えなどもあり、こちらも正月飾りにもおすすめ。
マグロなどのほか、三浦特産の海藻である「はばのり」や地さざえ、鮭やホタテ、数の子、タラバカニなど、正月向けの豪華食材も豊富に揃う
お腹が空いたら、朝市名物・まぐろの角煮入りの「三崎港まぐろ トロちまき」や「まぐろぶっかけ丼」、「元祖!まぐろ汁」、「まぐろ天ぷらそば」などが朝市会場でも味わえるので、腹ごしらえもバッチリです。
さらにさらに期間中、会場内で2000円以上の買い物してアンケートに答えれば、抽選で60kg級の大メバチマグロをはじめ、マホロバ・マインズ三浦や城ヶ島京急ホテルのペア宿泊券などが当たる「三崎年末ビッグセール初夢富くじ」に応募できるので、こちらも見逃せません。
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posted by シマウマ-クラブ at 13:47| 神奈川のおすすめ
2013年12月12日
湘南・江の島で初詣&初日の出!
稲村ヶ崎から見た江の島と富士山
古来から「弁天様の島」として親しまれ、江の島詣での客でにぎわった江の島。藤沢市内には今も12基の江の島弁財天道標が残されており、いかに多くの庶民が江の島を目指したかの証でもあります。
その目的地だったのは安芸の宮島、近江の竹生島と並んで「日本三大弁財天」に数えられる江の島弁財天。
社伝では552(欽明天皇13)年に創建という江島神社は、鎌倉・室町時代には武運の神、航海安全の神として、とくに武士が尊崇。江戸時代中頃に至っては、安産、学業成就、家内安全などを祈願する「江の島詣で」が爆発的なブームになりました。
さて江島神社は、辺津宮(へつみや)、中津宮 (なかつみや)、奥津宮(おくつみや)に分かれ、それぞれが異なる三人姉妹の女神を祀っています。その総称が「江島大神」。
田寸津比賣命を祀る辺津宮
江戸時代までは、源頼朝の命により文覚が岩屋に勧請した弁財天が有名でしたが、現在では辺津宮境内の奉安殿に、江戸庶民の目指した裸弁財天・妙音(みょうおん)弁財天が安置されているので、お見逃しなく!
辺津宮、中津宮、奥津宮と参詣し、坂道を下ると富士山を眺望する江の島最奥の岩畳に出ます。ここから海岸沿いに、海上に造られたコンクリート製の桟道を進んだ先にあるのが、江島神社の本宮ともいわれる洞窟、江の島岩屋。
役(えん)の行者が開いたと伝わる天然の洞穴で、江戸時代の江の島詣では、ここが目的の地。昔は御窟(おんいわや)を本宮といい、奥津宮を本宮御旅所、中津宮を上の宮、辺津宮を下の宮と呼んでいました。つまり、本来はここに拝むべき弁財天が安置されていたわけです。
空海も日蓮も参籠したという伝説の江の島岩屋。日本有数の海食洞でもある
富士山に続いている、ともいわれる神秘の洞窟内には、石仏や彫刻が多数残されています。また先に詣った辺津宮にある「銭洗いの池」(白竜王黄金浄水)はもともとこの岩屋洞窟にあり、この湧水でお金を洗うとお金持ちになるとか。
初詣&初日の出を一気に楽しめ、しかも金運もアップするという江の島詣で。正月から実に縁起がいいスポットといえそうです。
ちなみに前回ご紹介した「江の島のシーキャンドル」では、2014年1月1日の6:20から(荒天中止)、江の島展望灯台から見る「2014年 初日の出」の招待者を募集中(150名まで無料招待、希望者多数の場合は抽選)。申し込みは、インターネットまたははがきで12月20日(金)必着。
湘南海岸側から、江の島越しに見る初日の出も美しい
■旅のプロがおすすめの鎌倉・江ノ島のホテルはここ!
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江の島で旅の情緒を盛り上げるなら
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「関東三大イルミネーション」江の島・湘南の宝石は、大人の魅力!
posted by シマウマ-クラブ at 09:03| 神奈川のおすすめ
2013年12月10日
「関東三大イルミネーション」江の島・湘南の宝石は、大人の魅力!
スワロフスキー製のクリスタルビーズが、まるで宝石のカーテンのようにきらめく、湘南の宝石・光のトンネル
鎌倉の紅葉を堪能した帰り、実は寄ってみたいと思っていた江の島のライトアップ「湘南の宝石」。なんでも栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」、千葉県袖ケ浦市の「東京ドイツ村」と並び、夜景鑑賞士が選んだ「関東三大イルミネーション」に認定されているとか。
夜景鑑賞士って、一体……などという素朴な疑問はさておき、全国に4000名いらっしゃる夜景鑑賞士から一定の評価を得たというのは、やはりすごいのではないかと。
この「湘南の宝石」、2013年11月30日(土)〜2014年2月16日(日)までのロングランのイベントで、以下の三段構成。
・2013年11月30日(土)〜2014年2月2日(日)⇒江の島シーキャンドルライトアップ
・2014年1月⇒江の島ウィンターチューリップ
・2014年2月8日(土)〜2月16日(日)⇒バレンタインアイランド江の島
高出力LED投光器を使ったシーキャンドル(展望灯台)のライトアップは色彩表現も非常に繊細。まさにクールビューティー
なかでもおすすめは、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル、亀ヶ岡広場、中津宮広場、恋人の丘(龍恋の鐘)、江の島岩屋と、島内の広範囲で行なわれる、「江の島シーキャンドルライトアップ」。
その中心が「江の島シーキャンドル」。かつての江ノ島展望塔がリニューアルし、お洒落な逆円錐型の展望灯台へと変貌。他に約4万個ものスワロフスキーが輝く「光のトンネル」など、とにかくロマンチック。こんな素敵なイルミネーションを見せられたら、女性はメロメロでしょう。
しかも2013年11月30日(土)〜2014年2月16日(日)の16:30〜22:00には江ノ島電鉄の江ノ島駅、鎌倉高校前駅、長谷駅、鎌倉駅で「江ノ電イルミネーション」を開催。12月24日(火)の16:45から「江ノ電サンタ HAPPY クリスマス」も実施されます。
また江の島は、夕日の絶景スポットとしても有名。日が沈む前に稲村ガ崎や鵠沼(くげぬま)海岸、または江の島岩屋近くの稚児ヶ渕を訪れ、美しい夕景を堪能してからライトアップに向かえば、ムードも最高潮。デートプランとしては最強といえるでしょう(もちろんおじさん一人でも可w)
晴れた日には富士山、伊豆半島の眺めがいい江の島の稚児ヶ渕。シーキャンドルからは遊歩道を15分ほど歩くと、ご覧の通り絶好の夕日スポットが
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posted by シマウマ-クラブ at 09:00| 神奈川のおすすめ
2013年04月22日
三国山・生藤山の桜と佐野川の茶畑 その2
本日の昼食に相棒得意のバーナーは不出馬。さばの水煮缶に薬味とジュレぽん酢をのっけただけ。でもその方が気楽。だって、山メシ作り出すと段取りでイロイロ怒られるから(__;)
時間もかからないため、1時間弱(いつもは2時間!)で休憩終了。広場の脇には看板があり、分岐右手を100mほど進めば、ヤマトタケルゆかりの湧水・甘草水。左手を15分ほど登れば、標高960mの三国山(三国峠)に出ます。
甲斐・武蔵・相模の国境となった三国峠は、本来ならばその名の通り、眺望抜群のはず。しかし山頂にそれほど人が多くないのは、まだ桜も咲いておらず、霞んでいて富士山も見えないせいか? この日は甘草水前の広場でゆっくりして正解です。
ここから一応、5分足らずの生藤山山頂(標高990.3m)へも行くわけですが、こっちはもっと山頂が狭く眺望もよくないので、山頂にこだわらない人が休憩するなら、甘草水前広場>三国山>生藤山かなぁ。あくまで個人的趣味ですが。
しかし、それまで比較的足場のいい平坦な道を歩いてきたので、三国山からいきなり岩場やブッシュに出くわしてびっくり。とくに生藤山の山頂は狭い上に混雑しており、休む場所もない。晴れた日には奥多摩、大菩薩、丹沢方面の眺めが良好ながら、本日はNG。長居は無用とせかされたので、山頂の写真を撮るのを忘れてしまった!! せっかくここまで登ったのにぃ(__;)
で、せかされながら岩とブッシュだらけの痩せ尾根を下ったのですが、ずる滑りしそう。巻き道を行けばよかった。紅葉時はさぞかしきれいだと思われる道も、まだ枯れ木とクマザザだし。しかし時折ミツバツツジやヤマブキ、スミレ、カタクリが顔を出し、なにやらホッとした気分にさせられます。
ここから茅丸〜連行峰〜醍醐丸〜和田峠経由(関東ふれあいの道)で、陣馬山へと縦走する人も多いようですが、我々は時間体力ともに余裕ナシ。山ノ神の分岐で、和田集落へと下山します。途中、一軒家がありトイレも利用可能な様子。直下の急斜面には茶畑が広がり、ここで休む人も。
それにしても山ノ神の分岐から一軒家まで、かなりの傾斜角。相当足がガタついています。沢に出るまで、登山初心者はとくに足もとに注意が必要。路面状況次第では、枝をつかんだり転んだりする場合があるので、手袋はあった方が便利です。
麓の和田集落に出ると、沢井川沿いに自然石の石積がある土蔵や狭小な傾斜地に茶畑が見られ、なかなか風情があります。さすがは「にほんの里100選」にも選ばれた佐野川地区。県道521号沿いには「和田の里体験センター 村の家」、対岸には土・日曜、祝日営業の「やさか茶屋」などもあり、ここで休憩も可能。
またなにやら歴史を感じさせる民家の軒先に、紅色のハナモモが咲いていたりと、実にのどか。生藤山からは結局2時間弱で、和田バス停があり登山基地となる神奈川県立陣馬自然公園センターに到着。
この県道521号・上野原八王子線は、かつて甲州裏街道としても利用された道。絹の道の名残りを探したりと、もっとゆっくり里山散策を楽しみたいところですが、今回はこれにて終了。藤野駅前にある農産物販売所で山芋を購入、駅に隣接した観光案内所「ふじのね」で、土日・祝日限定販売の酒まんと手作りみそをゲットし、帰路に着きました。

【ひとくちMEMO】
藤野町佐野川地区・登里の集落にある登山口利用の場合は、手前の鎌沢集落にある県立自然公園駐車場(10台、無料)の利用が便利。ただし台数が少ないので注意を。JR中央本線藤野駅からバス利用の場合、登里の登山口への最短は鎌沢入口。鎌沢入口バス停と、終点の和田バス停(神奈川県立陣馬自然公園センター前、ベンチ・トイレあり)へは、藤野駅前発の神奈川中央交通バス「和田行」を利用。鎌沢入口まで所要15分、240円。鎌沢入口から生藤山山頂は、所要2時間。県道521号沿いの和田峠にも70台収容の有料駐車場と「峠の茶屋」(トイレも併設)があり、和田峠から生藤山は所要2時間30分。
時間もかからないため、1時間弱(いつもは2時間!)で休憩終了。広場の脇には看板があり、分岐右手を100mほど進めば、ヤマトタケルゆかりの湧水・甘草水。左手を15分ほど登れば、標高960mの三国山(三国峠)に出ます。
甲斐・武蔵・相模の国境となった三国峠は、本来ならばその名の通り、眺望抜群のはず。しかし山頂にそれほど人が多くないのは、まだ桜も咲いておらず、霞んでいて富士山も見えないせいか? この日は甘草水前の広場でゆっくりして正解です。
ここから一応、5分足らずの生藤山山頂(標高990.3m)へも行くわけですが、こっちはもっと山頂が狭く眺望もよくないので、山頂にこだわらない人が休憩するなら、甘草水前広場>三国山>生藤山かなぁ。あくまで個人的趣味ですが。
しかし、それまで比較的足場のいい平坦な道を歩いてきたので、三国山からいきなり岩場やブッシュに出くわしてびっくり。とくに生藤山の山頂は狭い上に混雑しており、休む場所もない。晴れた日には奥多摩、大菩薩、丹沢方面の眺めが良好ながら、本日はNG。長居は無用とせかされたので、山頂の写真を撮るのを忘れてしまった!! せっかくここまで登ったのにぃ(__;)
で、せかされながら岩とブッシュだらけの痩せ尾根を下ったのですが、ずる滑りしそう。巻き道を行けばよかった。紅葉時はさぞかしきれいだと思われる道も、まだ枯れ木とクマザザだし。しかし時折ミツバツツジやヤマブキ、スミレ、カタクリが顔を出し、なにやらホッとした気分にさせられます。
ここから茅丸〜連行峰〜醍醐丸〜和田峠経由(関東ふれあいの道)で、陣馬山へと縦走する人も多いようですが、我々は時間体力ともに余裕ナシ。山ノ神の分岐で、和田集落へと下山します。途中、一軒家がありトイレも利用可能な様子。直下の急斜面には茶畑が広がり、ここで休む人も。
それにしても山ノ神の分岐から一軒家まで、かなりの傾斜角。相当足がガタついています。沢に出るまで、登山初心者はとくに足もとに注意が必要。路面状況次第では、枝をつかんだり転んだりする場合があるので、手袋はあった方が便利です。
麓の和田集落に出ると、沢井川沿いに自然石の石積がある土蔵や狭小な傾斜地に茶畑が見られ、なかなか風情があります。さすがは「にほんの里100選」にも選ばれた佐野川地区。県道521号沿いには「和田の里体験センター 村の家」、対岸には土・日曜、祝日営業の「やさか茶屋」などもあり、ここで休憩も可能。
またなにやら歴史を感じさせる民家の軒先に、紅色のハナモモが咲いていたりと、実にのどか。生藤山からは結局2時間弱で、和田バス停があり登山基地となる神奈川県立陣馬自然公園センターに到着。
この県道521号・上野原八王子線は、かつて甲州裏街道としても利用された道。絹の道の名残りを探したりと、もっとゆっくり里山散策を楽しみたいところですが、今回はこれにて終了。藤野駅前にある農産物販売所で山芋を購入、駅に隣接した観光案内所「ふじのね」で、土日・祝日限定販売の酒まんと手作りみそをゲットし、帰路に着きました。
【ひとくちMEMO】
藤野町佐野川地区・登里の集落にある登山口利用の場合は、手前の鎌沢集落にある県立自然公園駐車場(10台、無料)の利用が便利。ただし台数が少ないので注意を。JR中央本線藤野駅からバス利用の場合、登里の登山口への最短は鎌沢入口。鎌沢入口バス停と、終点の和田バス停(神奈川県立陣馬自然公園センター前、ベンチ・トイレあり)へは、藤野駅前発の神奈川中央交通バス「和田行」を利用。鎌沢入口まで所要15分、240円。鎌沢入口から生藤山山頂は、所要2時間。県道521号沿いの和田峠にも70台収容の有料駐車場と「峠の茶屋」(トイレも併設)があり、和田峠から生藤山は所要2時間30分。
posted by シマウマ-クラブ at 10:05| 神奈川のおすすめ
2013年04月21日
三国山・生藤山の桜と佐野川の茶畑 その1
去年の紅葉時、陣馬山に登って以来、すっかり山メシづいている相棒がひとりいるのですが、あくまで山メシを作りたいがために登っており、高尾山で満足の様子。それって、単に飲み屋が山の山頂に変わっただけ。ハイキングじゃなくてピクニックじゃないの? と疑問を呈すると、その通り! と力強く開き直られ(__;)
しかし、もういい加減高尾飽きたー。でもまだまだ登山は初心者。そんなにハードなのはイヤよ、ということで陣馬山のご近所・生藤山へ。確かにこの時期、桜のプロムナードも見たいのですが、栃谷集落の茶畑よりもすごいという、佐野川地区にある鎌沢・登里の茶畑が気になっており、ここに決定!!
まずは三国山・生藤山の登山口、鎌沢入口へ。ルートは山梨県上野原からや上岩の石楯尾神社からなど複数ありますが、鎌沢・登里の茶畑観賞がメインなので、こちらを選択。舗装道ではありますが、山里の風景に心なごみます。
いきなり川沿いの沿道で菜の花や土蔵も見られ、山肌にはヤマザクラもちらほら。鎌沢の県立自然公園駐車場では、背後の茶畑にイワツツジ(ミツバツツジ)やヤマザクラ、そして真っ赤なモミジがありました。
思いがけず麓でも桜が見られ、キャッホホ喜びながらここまでは比較的順調。この先の分岐・熊野神社から結構な急登が続き、ヒイヒイ言いながら茶畑のただなかにある東屋風の鎌沢休憩所へ。茶畑下のヤエベニシダレがきれいです。つぼみのものもあり、運が良ければまだ間に合うかも。
登山口はこの鎌沢休憩所からすぐにあり、民家の庭先ではモミジらしき木にヤマザクラ、ヤエベニシダレ、イワツツジがみごと。
地元の方に「あの真っ赤なのはモミジですか?」と尋ねると「今の時期がいちばんきれいですよ。秋より」とのこと。へぇ、秋より春が赤いんですか? と聞くと、春の方が色は真っ赤(新芽)で、夏に緑色となり、秋にもまた赤くはなるが、あまり鮮やかではないのだとか。どうも春モミジと称されるもののようです。
そしてこのあたりのベニシダレは、実はこの方の旦那さんが、ここを通る人たちに喜んでもらえたらという意味も込め、数十年前に植えたとのこと。そうだったんだー。そのおかげで我々も今こうして楽しむことができている、というわけか。ありがたいことです。
そしてこの民家の脇が登里の登山口で、立派な道標もあります。ここから山道が始まるのですが、思ったほど起伏がなく快適。すんなり佐野川峠越えも完了。
山頂まで続く名物の「生藤山 桜のプロムナード」は、近年テングス病にかかり、まだ再生中で花付きが少なめ&ほとんど未開花でしたが、それでも日向や背の高い巨樹の上の方では一部咲いており、時折グループ客の歓声が上がるので、そのたびに上を見上げて歩きました。
そんなこんなで鎌沢休憩所から1時間ほどで、ヤマトタケルの東征伝説が残る、甘草水手前の広場に出ます。尾根道沿いの広場にはテーブルとベンチがあり、なかなか雰囲気良好。ちょうど満開のヤマザクラの木の下で気分がよいので、ちと早めですがここで昼食。歩き出しから1時間40分。山頂まであと15分足らずというのに、根性なしのヤツらです(^_^;
posted by シマウマ-クラブ at 13:29| 神奈川のおすすめ
2013年04月02日
神奈川県三浦市の剱崎・毘沙門あたりをシーサイドハイク&ドライブ
桜の話も食傷気味の今日この頃(__;) 昨日テレビをぼんやり眺めていたら、ちょうどNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』で、三浦市の毘沙門茶屋が映っていました。あのあたりは前に歩いたぞと、番組にあやかってハイキング&ドライブネタを少々。
番組冒頭で鶴瓶さんと剛力彩芽さんが待ち合わせた三崎漁港は、まぐろの水揚げや毎週日曜朝5:00から始まる「三浦朝市」で全国的にも有名ですが、三浦半島の南端に位置する剱崎(つるぎざき)から城ヶ島にかけては、美しいリアス式の海岸線が続き、実は日本屈指の海岸歩道でもあります。
剱崎近くの大浦海岸から城ヶ島近くの宮川湾まで、シーサイドハイキングコースも整備され、その全長は12kmと、関東周辺ではナンバーワンのコース。しかもコースの大半は、断崖絶壁の下の岩礁地帯。入江を小さな橋で渡るというスリリングなシーンが連続します。剱埼灯台下などでは、少し波が高いとコース自体が波に洗われるという超ワイルドな道!
剱崎・毘沙門ハイキングコースの起点となる大浦海岸
コース自体は「関東ふれあいの道」の道の一部ですが、油断のできない本格的な海岸歩きが楽しめます。とはいえ波さえ気をつければ、高低差もありませんから、子供連れでも楽しく歩けます。ちょうど南方系の海藻の北限にあたり、様々な海藻や海岸生物を観察することもできます。歩くとなると夏場はかなり暑いので、ハイキングなら秋から春にかけての今がベストシーズン。
車はハイキングの起点となる大浦海岸に停めておき、コースの終点、宮川湾奥にある食堂民宿まるよしで、タクシーを呼び大浦海岸に戻るプランがおすすめ。まるよしでは、三浦特産の海藻・はばのりやマグロのかま焼きなどが味わえます。コースタイム的には休憩を除いて3時間ほどで歩ける道のりですが、1日プランと考えた方がいいでしょう。
ご覧の通りワイルドな岩礁コースが展開。左上から順に、間口漁港近く→剱崎の岩畳→剱埼灯台と断崖絶壁→波に飲まれる木橋→陸繋島の浅間山→毘沙門湾入口の岩礁地帯→潮だまりが多い盗人狩→盗人狩近くの奇岩→宮川湾近くの千畳敷
ちなみに放送では三浦大根となまこを調理してもらうため、主役の2人が立ち寄った「毘沙門茶屋」は、ハイキングコース途中の毘沙門湾最奥にあり、目立たない建物なのですが、昼食スポットとしては絶好。囲炉裏で焼いた魚や定食が手頃に味わえ、宿泊も可能です(関係ないけど、ここへ2人を案内した漁師の修人君、名前が甥っ子と一緒。とてもイマドキの16歳とは思えないぐらい、しっかりした跡取りでびっくり……)。
またドライブならば、三崎港とは城ヶ島大橋で結ばれている城ヶ崎へ。シーサイドハイキングや海鳥のバードウォッチングに絶好で、城ヶ島灯台やウミウ展望台、馬の背洞門の奇観など、見応えがあります。城ヶ島灯台の下には、鮮魚料理が自慢の食堂もあり、岩礁地帯を一望しながらの食事が楽しめます。帰りがてら漁港近くの産直施設「うらり」や三崎下町にある商店街を散策し、まぐろをみやげにすれば満足度もアップ!
番組冒頭で鶴瓶さんと剛力彩芽さんが待ち合わせた三崎漁港は、まぐろの水揚げや毎週日曜朝5:00から始まる「三浦朝市」で全国的にも有名ですが、三浦半島の南端に位置する剱崎(つるぎざき)から城ヶ島にかけては、美しいリアス式の海岸線が続き、実は日本屈指の海岸歩道でもあります。
剱崎近くの大浦海岸から城ヶ島近くの宮川湾まで、シーサイドハイキングコースも整備され、その全長は12kmと、関東周辺ではナンバーワンのコース。しかもコースの大半は、断崖絶壁の下の岩礁地帯。入江を小さな橋で渡るというスリリングなシーンが連続します。剱埼灯台下などでは、少し波が高いとコース自体が波に洗われるという超ワイルドな道!
剱崎・毘沙門ハイキングコースの起点となる大浦海岸
コース自体は「関東ふれあいの道」の道の一部ですが、油断のできない本格的な海岸歩きが楽しめます。とはいえ波さえ気をつければ、高低差もありませんから、子供連れでも楽しく歩けます。ちょうど南方系の海藻の北限にあたり、様々な海藻や海岸生物を観察することもできます。歩くとなると夏場はかなり暑いので、ハイキングなら秋から春にかけての今がベストシーズン。
車はハイキングの起点となる大浦海岸に停めておき、コースの終点、宮川湾奥にある食堂民宿まるよしで、タクシーを呼び大浦海岸に戻るプランがおすすめ。まるよしでは、三浦特産の海藻・はばのりやマグロのかま焼きなどが味わえます。コースタイム的には休憩を除いて3時間ほどで歩ける道のりですが、1日プランと考えた方がいいでしょう。
ご覧の通りワイルドな岩礁コースが展開。左上から順に、間口漁港近く→剱崎の岩畳→剱埼灯台と断崖絶壁→波に飲まれる木橋→陸繋島の浅間山→毘沙門湾入口の岩礁地帯→潮だまりが多い盗人狩→盗人狩近くの奇岩→宮川湾近くの千畳敷
ちなみに放送では三浦大根となまこを調理してもらうため、主役の2人が立ち寄った「毘沙門茶屋」は、ハイキングコース途中の毘沙門湾最奥にあり、目立たない建物なのですが、昼食スポットとしては絶好。囲炉裏で焼いた魚や定食が手頃に味わえ、宿泊も可能です(関係ないけど、ここへ2人を案内した漁師の修人君、名前が甥っ子と一緒。とてもイマドキの16歳とは思えないぐらい、しっかりした跡取りでびっくり……)。
またドライブならば、三崎港とは城ヶ島大橋で結ばれている城ヶ崎へ。シーサイドハイキングや海鳥のバードウォッチングに絶好で、城ヶ島灯台やウミウ展望台、馬の背洞門の奇観など、見応えがあります。城ヶ島灯台の下には、鮮魚料理が自慢の食堂もあり、岩礁地帯を一望しながらの食事が楽しめます。帰りがてら漁港近くの産直施設「うらり」や三崎下町にある商店街を散策し、まぐろをみやげにすれば満足度もアップ!
posted by シマウマ-クラブ at 17:11| 神奈川のおすすめ
2012年09月09日
丹沢・大山でおいしい豆腐を発見(東学坊湧水工房)
江戸時代の江戸庶民の旅といえば、寺社への参詣と、箱根などでの湯治。
そんな時代に、江の島詣でと大山参詣はセットで楽しまれていました。
これに箱根での湯治と箱根権現参詣を加えれば、現代にも通用する魅力あふれるプランとなります。
江戸庶民が目ざした「大山詣で」は、丹沢・大山にある石尊大権現への参詣。
明治の神仏分離で現在は、大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)、雨降山大山寺に分かれています。
大山ケーブルカー(大山観光電鉄)の大山ケーブル駅から続く参道両側には宿坊や土産屋がずらりと並んでいます。
宿坊は、今や豆腐料理が名物の料理旅館に変身しています。
そんななかで、400年以上の歴史を誇る宿坊(旅館)が東学坊。熊野神社の神紋、さらにはサッカー日本代表のエンブレムでもある八咫烏(やたがらす)が坊印という歴史ある宿坊です。
そんな、東学坊の前に1軒の小さな豆腐屋を発見。
実はこの豆腐屋、「東学坊湧水工房」と看板にあるとおり、東学坊の直営。主人の相原琢也さんは、東学坊の19代目です。
「もともと、東学坊で出す豆腐や湯葉が人気で、分けてくださいというお客様が多かったんです。ですが、吟味した原料を確保することができなくて。ようやく原料の確保に目処が立ったので平成16年に豆腐屋を出したんです」と相原さん。
取材班が注目したのは、店内で気軽に豆腐が味わえる点。参道には旅館、食堂、土産屋がズラリと軒を並べていますが、豆腐5品1500円〜なんて、協定料金のような看板を見るだけで、豆腐だけを手軽に味わえる店が皆無なのです。
「うちは豆腐店としては一番の後発ですから」と相原さんは謙遜するが、そのこだわりたるや、驚くばかり。
店先に「冷や奴368円」と架かった札を見て、思わず、注文してみると、
主人の相原さん、おもむろに鰹を削りだした。
「本場・山川の本枯節です」。
スーパーなどで売られる鰹節はカビ付け前の荒節を削ったもの。本枯節は、半年ほど熟成させ、カビ付けがなされた本物なのです。
テーブルに大きな冷や奴を運んだ相原さん、こんなアドバイスを。
「まずは何も付けないで、そのまま食べてみてください。次にミネラルたっぷりの宮古島の雪塩をかけて。最後に鰹節と出しで・・・」
何から何までこだわりを見せる相原さん。これで368円は安い、安い。
まさに取材班が探している「心豊かな旅」(消費の旅のアンチテーゼとして)がこの豆腐には天然にがりとともに凝縮されています。
冷や奴という表示の横には「アンニン豆腐」という札も。
「この店、自分ひとりで切り盛りしているんで、今日はつくっていないんです。朝7時から豆腐を仕込み、そのあと店番ですから」と苦笑いの相原さんです。
江戸庶民の「物見遊山」の原点ともいえる、丹沢大山と江の島。高尾山の大ブームの余波で、大山を訪れる人も増えているそうですが、宿坊が伝える伝統の豆腐を味わえば、旅にも奥行きが生まれます。
駐車場は、店の横に1台。時間が許せば、「東学坊」でミニ懐石2100円などをいただきましょう。豆腐は、当然、東学坊湧水工房製ですから。
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そんな時代に、江の島詣でと大山参詣はセットで楽しまれていました。
これに箱根での湯治と箱根権現参詣を加えれば、現代にも通用する魅力あふれるプランとなります。
江戸庶民が目ざした「大山詣で」は、丹沢・大山にある石尊大権現への参詣。
明治の神仏分離で現在は、大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)、雨降山大山寺に分かれています。
大山ケーブルカー(大山観光電鉄)の大山ケーブル駅から続く参道両側には宿坊や土産屋がずらりと並んでいます。
宿坊は、今や豆腐料理が名物の料理旅館に変身しています。
そんななかで、400年以上の歴史を誇る宿坊(旅館)が東学坊。熊野神社の神紋、さらにはサッカー日本代表のエンブレムでもある八咫烏(やたがらす)が坊印という歴史ある宿坊です。
そんな、東学坊の前に1軒の小さな豆腐屋を発見。
実はこの豆腐屋、「東学坊湧水工房」と看板にあるとおり、東学坊の直営。主人の相原琢也さんは、東学坊の19代目です。
「もともと、東学坊で出す豆腐や湯葉が人気で、分けてくださいというお客様が多かったんです。ですが、吟味した原料を確保することができなくて。ようやく原料の確保に目処が立ったので平成16年に豆腐屋を出したんです」と相原さん。
取材班が注目したのは、店内で気軽に豆腐が味わえる点。参道には旅館、食堂、土産屋がズラリと軒を並べていますが、豆腐5品1500円〜なんて、協定料金のような看板を見るだけで、豆腐だけを手軽に味わえる店が皆無なのです。
「うちは豆腐店としては一番の後発ですから」と相原さんは謙遜するが、そのこだわりたるや、驚くばかり。
店先に「冷や奴368円」と架かった札を見て、思わず、注文してみると、
主人の相原さん、おもむろに鰹を削りだした。
「本場・山川の本枯節です」。
スーパーなどで売られる鰹節はカビ付け前の荒節を削ったもの。本枯節は、半年ほど熟成させ、カビ付けがなされた本物なのです。
テーブルに大きな冷や奴を運んだ相原さん、こんなアドバイスを。
「まずは何も付けないで、そのまま食べてみてください。次にミネラルたっぷりの宮古島の雪塩をかけて。最後に鰹節と出しで・・・」
何から何までこだわりを見せる相原さん。これで368円は安い、安い。
まさに取材班が探している「心豊かな旅」(消費の旅のアンチテーゼとして)がこの豆腐には天然にがりとともに凝縮されています。
冷や奴という表示の横には「アンニン豆腐」という札も。
「この店、自分ひとりで切り盛りしているんで、今日はつくっていないんです。朝7時から豆腐を仕込み、そのあと店番ですから」と苦笑いの相原さんです。
江戸庶民の「物見遊山」の原点ともいえる、丹沢大山と江の島。高尾山の大ブームの余波で、大山を訪れる人も増えているそうですが、宿坊が伝える伝統の豆腐を味わえば、旅にも奥行きが生まれます。
駐車場は、店の横に1台。時間が許せば、「東学坊」でミニ懐石2100円などをいただきましょう。豆腐は、当然、東学坊湧水工房製ですから。
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posted by シマウマ-クラブ at 11:14| 神奈川のおすすめ
2012年09月05日
震生湖で地震のパワーを再確認しよう
9月1日は関東大震災(大正12年)が起こった日。
9月1日は「防災の日」で、8月30日〜9月5日は「防災週間」です。
その震源地は神奈川県相模湾北西沖80kmで、実は全潰住宅の数では東京府の被害(2万4469戸)よりも神奈川県(6万3577戸)の方が上まっていました。
というわけで今回は、「防災週間」にちなんだスポットを紹介しよう。
神奈川県秦野市(はだのし)にある震生湖(しんせいこ)です(取材日/2012年9月1日)。
大正12年9月1日11時58分に関東全域を激しく揺すった大地震は、熱海で12mもの津波を記録。丹沢の山麓では山崩れや土石流が発生しました。南秦野村(現・秦野市今泉)では、渋沢丘陵・南市木の山林と畑の一部(関東ローム層)が幅約250mにわたって馬蹄形(スランプ状)に崩壊。その土砂が市木沢の谷を埋めたて、湖が誕生。これが地「震で「生」まれた震生湖というわけなのです。土砂崩れに巻き込れた2人の少女の供養塔(平沢埋没者供養塔)も震生湖バス停近くには立っています。
当時、東京帝国大教授だった寺田寅彦は2度震生湖を訪れています。
「山さけて 成しける池や 水すまし」は、調査の際に寅彦が詠んだ句で、句碑が湖畔に立てられています。
周囲1km、平均水深4mという湖には、流れ入る沢も、出て行く水路も見あたりません。実は秦野市には名水百選選定の「秦野盆地湧水群」がある湧水の里。震生湖も湧き水がたまった湖なのです。湖ではヘラブナ釣りなども楽しめますが、釣りにより湖の汚染が進行しているとのことです。
駐車場は、震生湖公園駐車場(10台/mapcode=57 715 105)、ゴルフ練習場の駐車場の奥(20台//mapcode=57 685 772)が利用可能。
「天災は忘れた頃にやってくる」は、震生湖を調査した寺田寅彦氏の遺したと通称されるフレーズですが、秋風に誘われて震生湖で地震のすさまじさを再認識するのもいいかもしれません。渋沢丘陵・震生湖コースという秦野市のハイキングコースも整備されています。
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自然湖=昭和59年に発生した長野県西部地震で王滝川が堰き止められて誕生した「自然湖」、大正4年の焼岳の爆発で梓川が堰き止められた大正池。そしてこの震生湖などが大正以降に誕生した自然湖です。
9月1日は「防災の日」で、8月30日〜9月5日は「防災週間」です。
その震源地は神奈川県相模湾北西沖80kmで、実は全潰住宅の数では東京府の被害(2万4469戸)よりも神奈川県(6万3577戸)の方が上まっていました。
というわけで今回は、「防災週間」にちなんだスポットを紹介しよう。
神奈川県秦野市(はだのし)にある震生湖(しんせいこ)です(取材日/2012年9月1日)。
大正12年9月1日11時58分に関東全域を激しく揺すった大地震は、熱海で12mもの津波を記録。丹沢の山麓では山崩れや土石流が発生しました。南秦野村(現・秦野市今泉)では、渋沢丘陵・南市木の山林と畑の一部(関東ローム層)が幅約250mにわたって馬蹄形(スランプ状)に崩壊。その土砂が市木沢の谷を埋めたて、湖が誕生。これが地「震で「生」まれた震生湖というわけなのです。土砂崩れに巻き込れた2人の少女の供養塔(平沢埋没者供養塔)も震生湖バス停近くには立っています。
当時、東京帝国大教授だった寺田寅彦は2度震生湖を訪れています。
「山さけて 成しける池や 水すまし」は、調査の際に寅彦が詠んだ句で、句碑が湖畔に立てられています。
周囲1km、平均水深4mという湖には、流れ入る沢も、出て行く水路も見あたりません。実は秦野市には名水百選選定の「秦野盆地湧水群」がある湧水の里。震生湖も湧き水がたまった湖なのです。湖ではヘラブナ釣りなども楽しめますが、釣りにより湖の汚染が進行しているとのことです。
駐車場は、震生湖公園駐車場(10台/mapcode=57 715 105)、ゴルフ練習場の駐車場の奥(20台//mapcode=57 685 772)が利用可能。
「天災は忘れた頃にやってくる」は、震生湖を調査した寺田寅彦氏の遺したと通称されるフレーズですが、秋風に誘われて震生湖で地震のすさまじさを再認識するのもいいかもしれません。渋沢丘陵・震生湖コースという秦野市のハイキングコースも整備されています。
周辺は公園化され遊歩道も整備
秦野市街越しに、丹沢山地・大山方面を眺望
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自然湖=昭和59年に発生した長野県西部地震で王滝川が堰き止められて誕生した「自然湖」、大正4年の焼岳の爆発で梓川が堰き止められた大正池。そしてこの震生湖などが大正以降に誕生した自然湖です。
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